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今日のディスカバリー通信は2025年12月17日に発売が予定されている新型RAV4について。
今回明らかになっているグレードは「GR」・「CORE」・「ADVENTURE」の3グレード。
ジャパンモビリティショー2025で実車を見てきたディスカバリー通信がたどり着いた結論。
それは今回の新型RAV4はトヨタ自動車の中堅SUVとしてエクステリアやインテリアの質感は決して低くなく、絶妙なバランス感が際立つ完成度の高い車であると結論づけました。トヨタ自動車さんの新しいステージをリードする新型車となるのではないでしょうか!
個人的には「ADVENTURE」に興味津々。さてさて、新型RAV4!どんな進化を遂げているのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
トヨタ RAV4とは?
トヨタ RAV4は初代が1994年5月に発表されました。パワートレーンは直列4気筒 2.0Lガソリンエンジン。
トヨタ自動車さんはCMキャラクターとして木村拓哉さんを採用。現在40代の私も当時は10代~20代。私たち世代の男性の憧れの存在、木村拓哉さん!木村さんに憧れて私も若い頃、髪を伸ばした時期がありましたが…顔は…??(笑)懐かしいですね(笑)
話は脱線しましたが、そんな事もあり初代は若者を中心に大人気の車でした。
そんなRAV4も現行車が5代目。(4代目のみ海外専売モデル)世界でもっとも売れたSUVとして、2024年における世界販売台数は118万7,000台を記録。今やトヨタ自動車中堅SUVのエースとして君臨。
今回ご紹介する新型は2025年12月17日に発表が予定されている6代目という事になります。
グレード
今回の新型RAV4におけるグレード構成は以下の通り
★CORE(コア)⇒都会の町にも映える洗練されたエクステリアが特徴。バランスがとれた印象のグレードといえる。売れ筋モデルとなるのか?
★ADVENTURE(アドベンチャー)⇒アウトドアユースを意識した無骨さを感じさせるエクステリア。今やRAV4を象徴するグレード。若者を中心に人気のグレードとなりそう。
★GR SPORT(GRスポーツ)⇒PHEV専用スポーツモデル。ボディ剛性の強化や足回りの専用チューニングが施されています。エクステリアについても質感は高く、スポーティーな見た目のと走りの良さから比較的満足度の高いグレードと言えそうです。
新型RAV4のボディサイズ
ボディサイズの新旧比較は下記のとおり。
ほぼサイズは一緒!全幅についても1,800mmを超えると若干の大きさを感じなくもないですが、街乗りで使用する分には問題無いと思います。しかしながら、平均的なマンションの立体駐車場のパレットが1,850mm以下と考えると若干厳しいか…。購入される前に充分にご確認される事をオススメします!
| 新型/現行 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| 新型(6代目) | 4,600mm | 1,855mm | 1,680mm |
| 現行型(5代目) | 4,600~4,610mm | 1,855mm | 1,685~1,690mm |
ホイールベースについては両車とも2,690mmと変わらず。
※ホイールベースとは…
車を真横から見たときの、前輪の中心から後輪の中心までの長さ
ラゲッジスペースについては上記の通りホイールベースが変更されていないにもかかわらず拡大!
現行型が733Lに対し新型は749Lに!
新型のプレゼンを行ったトヨタ自動車株式会社 執行役員のサイモン・ハンフリーズさんのお話ですと、「ゴルフバックなら7個、サーフボードなら15枚も積めちゃいます」との事。これはアウトドア派の読者の皆さんには朗報!!
新型への期待が高まります!

パワートレイン
今回はガソリン車の設定は無し。HEV(ハイブリッド)車とPHEV(プラグインハイブリッド)車のみ。
トヨタ車ではカローラシリーズ同様、電動化をリードする存在に生まれ変わります!
▼PHEV (プラグインハイブリッド)⇒ 電池の大容量化でEV航続距離が従来の95kmから150kmまで延伸。最新のハイブリッドシステムと電動ブレーキシステムの組み合わせでモーター出力は12%向上。さらにはDC急速充電を追加、約30分で満充電の80%まで充電が可能との事。期待せずにはいられません!
▼HEV(ハイブリッド)⇒ トランスアクスル、パワーコントロールユニット、電池等を改良。モーター出力向上によるシームレスな加速感に加え、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスが実現されているとの事でこれもまた楽しみ!
エクステリア
それではエクステリアです。
内外装はYouTubeなどでご確認された読者の方も多いとは思いますが、ディスカバリー通信でRAV4を取り上げるのは初!
現行型よりも新型の方がリヤオーバーハング(リヤタイヤから後ろの長さ)が短く見えるのは私だけでしょうか。全長・ホイールベース(車を真横から見たときの、前輪の中心から後輪の中心までの長さ)も含めてほぼ現行型とサイズは変わりません。全体的に角で構成されたボディーラインも相まって、フロント周りが長くシャープな印象を私は感じます。エクステリアはとても魅力的。
さっそくエクステリアをグレード別に見ていきましょう!
GR SPORT
まずはGR SPORTから。
こちらは専用ホイール。ボディーの下周りからフェンダー周りにかけてはグロスブラック塗装。オフロードというよりは街中を軽快に走る雰囲気。

いかがでしょうか。このフロントフェイス!グリルは専用の「Functional MATRIX」という専用グリルを採用。高い冷却効率と空力性能を兼ね備えた設計。
センターに鎮座するトヨタエンブレムはブラックアウト。スポーティーさに加えて上質感も感じられます。

グロスブラックのグリルが、スポーティー且つ上質感を演出。「GR」エンブレムが走りの良さを約束してくれます。

スポーティー感だけにとどまらず、上級グレードの雰囲気も充分。RAV4自体が角を意識したデザインだと感じますが、このGR SPORTについてはバンパー形状の違いによるものか他のグレードと比べ、より際立っている様に私は感じます。

グロスブラックのパーツを多用したリヤ周り。スポーティーかはさておき、とにかくイイモノ感を真っ先に私は感じます。

テールランプは当然LED。GR SPORTがPHEV車であることがエンブレムからも分かります。

開口部はかなり大きめ。大きい荷物も余裕で出し入れが可能!

ホイールは高級感のある切削光輝仕上げ。GR86にも通じるデザイン。キャリパーはレッド塗装。フロントについては「GR」のロゴも。タイヤサイズは235/50R20。20インチだけあってハンドリングの良さにも貢献するものと思われますが、見た目も勿論カッコイイ!

CORE
続いてはCORE(コア)というグレード。これはまたGR SPORTから一変。スポーティーというよりは都会の町にも溶け込みそうな大人の雰囲気。

きわめて大人な印象のフロントフェイス。グリルはカローラクロスやクラウンエステートに通じるデザイン。
スーツを着て運転しても一番似合うのがこのグレード。GR SPORTやこれからご紹介するADVENTUREにはないスマートさがあります。

シンプルにカッコいいと思います。タイヤ周りや前後ドアの下周りは無塗装樹脂を採用。仮にGR SPORTを選択しなくても充分に高級感を感じるエクステリア。

テールランプの形状・作りは他のグレードと違いは無さそう。質感を意識した落ち着きのある大人の印象を受けます。
グレードを示すエンブレムは見当たりません。

ホイールは切削光輝の作りで上質な印象を受けます。コンサバティブなデザインですが、シンプルにカッコいい。タイヤサイズはGR SPORTと同じく235/50R20。

下回りとタイヤ周りは無塗装樹脂のパーツを採用。シティーユースを意識したグレードとはいえ、RAV4のキャラクターを象徴するにふさわしい装飾。

ADVENTURE
最後は気になる読者の皆さんも多いはず。アドベンチャーです!今回のRAV4はグレードによってフロントバンパー形状が大きく変わっている気がします。グレード別でこんなにも印象が変わる車は少ない気がしますがいかがでしょう?
この角度から見ると、バンパーの凹凸が凄いですね!

こちらがADVENTUREのフロントフェイス。正直、すごくカッコイイ!最近のトヨタさんではお馴染みのハンマーヘッドデザインのフロントフェイス。シャープでスッキリなお顔はオフロード系の車には合わないのでは?(笑)と個人的に思っていたのですが、さすがトヨタさん。バッチリカッコイイではないですか!?
無塗装樹脂のパーツが多く、武骨感がしっかり出ていて良き!
無塗装樹脂パーツのコーティングは欠かせませんね(笑)!
無塗装樹脂コーティングの記事はこちら

サイドシルエットも無塗装樹脂とADVENTURE専用ホイールのデザインも相まって、すっかりオフローダーの雰囲気に。RAV4はスポーティーグレードからオフロードグレードまで…守備範囲が広い(笑)さすがトヨタさん。

リヤ周りの見た目はCOREとあまり変わらず。ただしエンブレムはブラックアウトされた「ADVENTURE」のグレードエンブレムが..これがあるだけでシマりますね!

ADVENTUREのホイール。デザインがシンプル。個人的にはこれがすごくカッコイイ!!
サイズは235/60R18。GR SPORT・COREより2インチダウン。

インテリア
続いてインテリアも見ていきましょう!ジャパンモビリティショー2025でかろうじて撮影できた画像を元にご紹介させていただこうと思います(笑)混雑ぶりからもRAV4の注目度の高さが伺い知れました!内装はきわめてシンプル。とはいえチープな感じもせず、現行型と比較して質感は上がったと個人的には認識しています。アンビエントライトなどは見当たらなかったですが、改良後のカローラクロスにも採用されていたことを思うと、今回のRAV4にも欲しかったですね。今後の改良に期待しましょう。
断片的ではありますが、読者の皆さまにはインテリアの雰囲気だけでもお伝えできればと思います。どうぞ!
GR SPORT
まずはGR SPORTから。GR SPORTの内装はきわめてシンプル。3グレード中一番シンプルなのでは??
でもなかなかカッコイイですよ!

ハンドルの質感は現行型と比較して質感が上がったと個人的には感じます。新デザインなのも◎。GR SPORTには「GR」のロゴが入るようです。ハンドルスイッチはタッチトレーサーオペレーションではなく、物理スイッチなのが個人的には嬉しい。程良く太さもあり、握りごたえも良い。
メーターデザインも新しいデザインになるのか??期待は膨らみます!

※タッチトレーサーオペレーションは、運転中に手元を見ずに直感的に操作できるシステムで、運転の安全性と快適性を向上させます。触れるだけで操作が可能なスイッチの事。扱う方によっては、なかなか操作に慣れないと言われる方も多い。
運転席からのボンネットも見切りも良い。四隅がしっかり見渡せて、真ん中がくぼんでいるので、オフロードでの視界も考慮されている様子。運転席から見えるボンネットの景色が大好きな管理人。ボンネットフェチです(笑)
メーターの奥に四角いくぼみが見えることからヘッドアップディスプレイをメーカーオプションで採用か?

ついにシフトノブが消えた!?トヨタさん発表の画像にはシフトノブが!スイッチ式が選択可能ということか?
真実はいかに!?

少なくともGR SPORTはアルミペダルが採用されているのが伺えます。
また、ドライブモードセレクトが物理スイッチなのが朗報。ワンタッチでドライブモードの切り替えができるのは嬉しい。

ドアハンドルの周囲はソフトパッド。ドアハンドルは金属調塗装仕上げ。ウインドウのスイッチベースは無塗装樹脂に見えますが、塗装はしてありますがそのように見えずらい。クラウンクロスオーバーの改良前と同じような素材感というと分かりやすいか…
ちなみにシートメモリーのスイッチは見当たりません。トヨタさんから発表されている画像には確認できますが…オプション装備なのでしょうか?

こちらがクラウンクロスオーバー改良前のスイッチベース(参考)

GR SPORTにはシートに赤ステッチが。前席はパワーシートを採用か?GR SPORTのロゴ入りスカッフプレートも。

後席のシート。ヘッドレストも大きくシートも柔らか過ぎず、長時間座っていても疲れなそうなシート。

CORE
続いてはCORE。こちらは明るいカラーリングでさらに高級感が増した様子。大きく変わるのはカラーリングくらいでしょうか?仕様についてはGR SPORTと変わらない雰囲気です。

こちらがCOREの助手席。シート表皮は合成皮革か?また、助手席にもパワーシートが採用されているのが伺えます。
ステッチはGR SPORTとは違い、ホワイトステッチとなっています。

取扱説明書が無くなりつつある近年、小さくなりがちなグローブボックス。やはりその傾向はRAV4にも見られますが、管理人が乗っていた40系アルファードよりはまだスペースが確保されている雰囲気。

気になったのが、センターコンソール。発表された画像ですとGR SPORTだけでなく、COREもセンターコンソールは肘置きになっていましたが、こちらは滑り止め付きの小物置きのスペースとなっています。海外仕様との差がありそう??

コンソールは運転席側からも助手席側からも開きます。深さがあり500mlのペットボトルなら2本位は入りそう。

ADVENTURE
そちらがADVENTUREの内装。実は個人的には一番好み。
モビリティショーの際は混雑でインテリアの写真が撮れませんでした….。ハンドルや肘置き、シートにはステッチなどに赤の差し色が入っています。何ともオシャレ。

RAV4で新搭載!トヨタ ARENE(アリーン)とは??
ARENE(アリーン)は、「Woven by Toyota(ウーブン・バイ・トヨタ)」という会社が提供する車載OSを指します。AR車載OSとは簡単に言うと、クルマを動かすための「頭脳」となるソフトウェアのこと。RAV4には同時に最新型のトヨタセーフティセンスと新世代マルチメディアシステムを搭載するという。高精細のグラフィックを表示する大型のセンターディプレイが設置され、ホーム画面は各ユーザーが好みに合わせてカスタマイズできる。また、音声認識の応答速度、理解精度が向上しており、快適な対話が可能になっているという。
トヨタ自動車さんではすでに、OTA(Over The Air)によってすでにアップデートの機能が備わった車も多数ありますが、これからは更に走りの面のカスタマイズや先進安全のアップデートまで、機能の守備範囲が広がるようです。またアップデートのスピードが今までよりさらに速まる事が発表されています。
新型RAV4を皮切りに、これから登場するトヨタ車に順次搭載されていくARENE。私たちのカーライフに今後どんな変化が待っているのか。今から楽しみで仕方ないですね。
| ARENE(OS)=車の知能化⇒常に最新の状態 | ||
|---|---|---|
| カスタマイズ | 走る・曲がる・止まるなどの乗り味 | |
| アップデート | 先進安全・マルチメディア | |
最後に
今回、令和7年12月17日に発売が予定されている新型RAV4について、かなり熱い気持ちで記事を書かせていただきました。今回初搭載のARENE(アリーン)を始め、インテリアのデザインもかなり新鮮でディスカバリー通信としても相当期待の一台!
また、今回の新型RAV4が新しいトヨタの幕開けとして、2026年・2027年の新型車が、目を見張る様な進化を遂げて登場するのを期待せずにはいられません。
そんな素晴らしい車達とともに、2026年もこのディスカバリー通信がさらに多くの皆様にお読みいただける様、地道に努力を積み重ねていきたいと思います。
今回の記事の内容が発表後のRAV4の実車との相違点もあるかもしれませんが、ご容赦いただきますようお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「今日を楽しく生きる為に!」今後も意欲的に記事を更新していきたいと考えておりますので、ディスカバリー通信をこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
それではまた次の記事・別の車でお会いしましょう!
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