
今回のディスカバリー通信はヤリスクロスの特別仕様車 Z URBANOのお見積りをいただいてまいりましたので、共有させていただきたいと思います。ご興味をお持ちの方も多いはず…
そんなヤリスクロス URBANOの価格や外観の違いなどを徹底分析していきたいと思います。
金額的には、ディーラーさんとのお付き合いやしがらみを考えずに、リセールだけを考えたオプションで計算すると2WDの乗り出し価格が、ガソリン車で280万円前後、ハイブリッド車で310万円前後になりそう…
過去にもヤリスクロスの見積もり記事は公開しましたが、一部改良も入りましたので改めて記事を書くことにしました!
早速詳しく見ていきましょう!どうぞ↓
過去のヤリスクロス 見積もり記事はこちら
ヤリスクロス グレード展開
以前にこのディスカバリー通信で、ヤリスクロスの見積もり記事は過去に公開させていただいておりますが、2025年1月に改良が入っておりますので、改めて令和7年4月現在のグレードと価格帯を確認しておきましょう。
グレード | 価格帯 |
---|---|
Z “URBANO”(特別仕様車) | 2,623,500円~3,228,500円 |
Z”Adventure” | 2,629,000円~3,234,000円 |
Z | 2,513,500円~3,118,500円 |
G | 2,172,500円~2,777,500円 |
X | 2,046,000円~2,664,200円 |
GR SPORT | 2,648,800円~3,031,600円 |
U (KINTO専用仕様車) | 月額 17,050円~ |
やはり人気のグレードはZグレードでしょうか。Z “Adventure”は少し割高にはなりますが、専用バンパーなどのエクステリアや専用内装色のサドルタンが選べる事が大きな魅力。
リセールだけの事を考えるとZがお買い得だったりするかもしれませんが、ヤリスクロスはコンパクトSUVというカテゴリーではあるものの、私の周囲でも購入された方々を見ていると皆さん、お車に拘られてる方が多いのであまりリセールやお買い得感ばかりを考えて選ばれている車ではない様に私は感じています。
もちろん、ヤリスクロス自体はリセールは良いお車だと思いますので、Z”Adventure”や今回お見積りをご紹介する特別仕様車のZ”URBANO”は相当魅力的なお車である事は間違いありません。
ヤリスクロス 寸法
各グレードの寸法は以下の通り。(ハイブリッド車・ガソリン車共通)
グレード | 全長/全幅/全高 mm |
---|---|
GR SPORT | 4,185/1,765/1,580 |
Z”Adventure” | 4,200/1,765/1,590 |
Z | 4,180/1,765/1,590 |
G | |
X | |
U |
ヤリスクロス エンジン(パワートレイン)
ガソリン車に試乗してみましたが、個人的には直列3気筒エンジンがとても良いエンジンで3気筒とは思えないトルク感、上質さを兼ね備えている様に感じました。
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
---|---|---|
形式 | M15A-FXE | M15A-FKS |
総排気量 L | 1,490 | |
種類 | 直列3気筒 | |
使用燃料 | 無鉛レギュラー | |
最高出力 kW(PS)/r.p.m. | 67(91)/5,500 | 88(120) / 6,600 |
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m. | 120(12.2)/3,800~4,800 | 145(14.8) / 4,800~5,200 |
燃料タンク容量 L | 36 | 42 |
馬力の単位はアメリカではHP(Horse Power)、ヨーロッパや日本ではPS(Pferdestärke=馬力)と表記。馬力とはパワーの総量を表し、持久力のことを指します。具体的には「トルク(瞬発力・回転力)」とエンジンの「回転数」を掛けあわせた力のことです。
トルクとは「自動車のタイヤを回転させる力」のことを指します。1N・m(ニュートンメートル)は、シーソーの支点から1メートルの所に、約100グラムの物体を置いたときに、シーソーを回転させようとする能力の大きさに例える事ができます。車でいうトルクとは走りだしの力の大きさと考えると分かりやすいかもしれませんね。
ヤリスクロス 燃費
改めてヤリスクロスの燃費も確認しておきましょう!
パワートレイン | グレード | WLTCモード (国土交通省審査値) km/L | 市街地モード km/L | 郊外モード km/L | 高速道路モード km/L |
---|---|---|---|---|---|
ハイブリッド車(2WD/E-Four) | GR SPORT | 25.0 | 25.5 | 25.3 | 24.6 |
Z”Adventure” | 27.8[26.0] | 29.3[26.5] | 29.2[26.9] | 26.3[25.2] | |
Z | |||||
G | 30.2[28.1] | 31.8[29.0] | 32.5[29.5] | 28.4[26.9] | |
X | 30.8[28.7] | 32.3[29.9] | 33.4[30.3] | 28.7[27.2] | |
U | 30.2[28.1] | 31.8[29.0] | 32.5[29.5] | 28.4[26.9] | |
ガソリン車 (2WD/4WD) | GR SPORT | 17.6 | 13.9 | 18.5 | 19.2 |
Z”Adventure” | 18.3[17.1] | 14.0[13.4] | 19.1[17.6] | 20.5[18.9] | |
Z | |||||
G | 19.4[18.1] | 14.6[13.9] | 20.4[18.7] | 21.9[20.2] | |
X | 19.8[18.4] | 14.8[14.1] | 20.8[19.1] | 22.3[20.5] |
[ ]はE-Fourまたは4WD
・WLTCモードとは⇒「世界統一試験サイクル」とも呼ばれ燃費を計測する国際的な試験方法
・市街地モード⇒信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速でストップ&ゴーを繰り返すような走行を想定
・郊外モード⇒渋滞や信号などの影響を受けない走行を想定
・高速道路モード⇒高速道路などハイウェイでの走行を想定
特別仕様車 URBANO ベース車両 Zとの違いについて
今回ご紹介する特別仕様車 Z URBANO(ウルバーノ)とベース車両Zとの違いについて触れてみようと思います。
まずはカラーリングから!
特別仕様車URBANOのカラーリングは2色!
まずはこちら↓ブラックマイカ[209]×プラチナホワイトパール[089]
高級感の漂うカラーリング。リセール面ではこちらが本命でしょう!(笑)
こちらはお値段22,000円のメーカーオプション。なんとこちらのカラーリングはベース車のZグレードですと、77,000円のメーカーオプションとなります。これだけでも、この特別仕様車を選ぶ価値がありそうですね。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

こちらのカラーリングがブラックマイカ[209]×マッシブグレー[1L6]こちらがお値段の割り増しがないベースカラー。
都会的でおしゃれな雰囲気。カタログのイメージカラーだけあってかなり魅力的。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

内装色はブラックのみとなります。
ちなみにZ”Adventrue”ではサドルタンのカラーリングも選べますので、サドルタンの内装色がお好きな方にとっては悩ましいところ….
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

Z “Adventure”では内装色にこちらのサドルタンのカラーリングも選択可能。
個人的にもサドルタンの内装はかなり好み。数多あるコンパクトSUVの中でもこのサドルタンの内装カラーリングが好きでヤリスクロスを選択される方も多いのでは??
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

こちらのトヨタエンブレム。こちらがURBANOではブラック塗装になります。
イマドキで相当魅力的。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

ルーフについてもブラック塗装。ブラックマイカ[209]×マッシブグレー[1L6]が標準カラーになります。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

LEDフォグランプも装備されます。これはありがたい!
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

リヤウイング、ドアミラー(LEDターンランプ付き)、ドアハンドルもブラックアウト。
都会的でオシャレなイメージ。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用



後席ドアの下部にはブラックオーナメント
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

今回の特別仕様車の一番のトピックはこちらのホイールでしょう!カッコ良すぎ!
都会的でおしゃれ。
画像はトヨタ自動車公式ホームページより引用

ヤリスクロス 特別仕様車 URBANO(ウルバーノ) 見積もり公開
それではお見積りを見ていきましょう!※クリックすると拡大できます。
まずはガソリン車から。
この金額にはメンテナンス契約119,184円と延長保証料5,000円が含まれておりますのでまずはそれを差し引くと、
3,189,048円となります。
今回私が追加したメーカーオプションはリセールを考慮したメーカーオプションで、ブラックマイカ[209]×プラチナホワイトパール[089]の塗装色22,000円とアダプティブハイビーム+カラーヘッドアップディスプレイ+寒冷地仕様118,000円です。
加えてパワーバックドア77,000円が含まれていますが、これについてはあまりリセールに関係しないと思いますのでお好みでよろしいかと思います。
ちなみに、パワーバックドア77,000円、ドライブレコーダー60,500円、その他の付属品もすべて差し引くと、リセールを重視した最低限の仕様で、ガソリン車の乗り出し価格は2,975,308円となります。
またこちらは販売店さんにもよるかと思いますが、平均的な値引き額で200,000円の値引きがいただけた場合の乗り出し価格は2,775,308円、約2,800,000円でヤリスクロスのガソリン車に乗れる計算になります。

続いてハイブリッド!
こちらも上記のガソリン車と同様の考え方で、リセールを考えた最低限の仕様にすると、乗り出し価格は3,296,308円となります。ちなみにトヨタチームメイト(スイッチを押すだけで駐車操作を支援してくれる装備)はハイブリッド車のみで選択できる装備となります。
そこから200,000円の値引きがお願いできたと仮定すると、リセール重視の最低限装備で約3,100,000円でヤリスクロスのハイブリッドに乗れる計算になります。

ヤリスクロス URBANO(ウルバーノ)は買いか?
今回、ご紹介しましたヤリスクロスの特別仕様車URBANO(ウルバーノ)、如何でしたでしょうか。
私個人の感想を申し上げますと、ヤリスクロス自体の車の出来が非常に良く商品力の高い車で、車好きの方がセカンドカーなどに乗るお車にはもってこいの一台だと感じていました。また、今回発表となった特別仕様車URBANO(ウルバーノ)はブラックマイカ[209]×プラチナホワイトパール[089]のメーカーオプションのカラーリングがベース車両のZグレードですと77,000円のところ、22,000円でチョイスできるのは非常にありがたいですね。
そしてグロスブラック塗装されたホイールが何といっても魅力的。車好きの方には見逃せない一台となっているのではないのでしょうか。私個人的にも思わず購入してしまいたくなる一台です。
あくまで私感ですが、リセール面から考えると、過去一時期は一年乗ってもタダ乗りできてしまうのでは?と感じていましたが、現在は登録一年目で30~50万円くらい減価するのかな?といったイメージで、そこからの減価は緩やか…
個人的には中・長期的に見ればリセールが良い車である事は変わらないと感じています。
ご夫婦お二人だけでの外出が主のご家庭や、車好きの方がセカンドカーなどの用途で、また若い女性の方が乗られるのにもサイズ的にバッチリな一台ですね。
結論、短期でのリセールだけの事を考えて購入する一台ではないですが、商品力はかなり高い一台。車検毎の買い替えや長く乗られる事をお考えの方にはお勧めの一台だと感じました。
ヤリスクロスは納期が延びやすいお車なので、気になる方はお早めにディーラーにお立ち寄りいただいてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「今日を楽しく生きる為に!」今後もディスカバリー通信をどうぞ宜しくお願い致します。

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