三菱トライトンを実車レビュー | 内外装・価格・サイズ・購入前に気になるポイント

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三菱トライトンの内装・外装は実際どんな仕上がりなのか。今回は実車をチェックし、エクステリアやインテリアの質感、ボディサイズ、グレード、価格などを詳しく紹介します。

実車だからこそ分かる存在感や室内の使い勝手も含めて見ていきますので、トライトンの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

三菱自動車本社ショールームのレビュー記事はこちら

目次

三菱トライトンはどんな車?

三菱トライトンは、三菱自動車が世界各国で展開しているピックアップトラックです。初代は1978年に登場し、長年にわたり海外市場を中心に販売されてきました。
現行モデルは6代目となり、日本では2024年に発売。力強いデザインや高い走破性に加え、快適性や安全性能も大きく進化しています。
ピックアップトラックらしいタフさを持ちながら、日常使いも意識されたモデルになっているのが特徴です。

                  ※今回紹介する車両は三菱自動車本社ショールームにて撮影しました。

三菱トライトンの主要諸元・ボディサイズ

トライトンは1ナンバー登録となるピックアップトラックです。車両重量は3.5t未満のため、通常の普通免許で運転できます。
グレードは「GSR」と「GLS」の2種類。今回の実車レビューではGSRを紹介します。

グレード GSR GLS
全長/全幅/全高(mm)     5360/1930/1815     5320/1865/1795
最低地上高(mm)   220     220
最大積載量(kg)   500     500
駆動形式    4WD     4WD
車両総重量(kg)    2,915     2,855
定員(名)    5     5

GSRは全長5,360mm、全幅1,930mmと、実際に見るとかなり存在感のあるボディサイズです。
最小回転半径も6.2mあるため、街中や狭い駐車場では慣れが必要だと感じます。

続いてエンジン・パワートレインを見てみます。

エンジンコモンレール式DI-D インタークーラー付き
ターボチャージャー
弁機構・気筒数DOHC 16バルブ・4気筒
総排気量(ℓ) 2.439
最高出力 (kW[PS]/rpm) 150 [204]/ 3500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)470[47.9]/1500-2750
燃料供給装置 コモンレール式燃料噴射装置
使用燃料  軽油
タンク容量(ℓ)  75
燃料消費率(WLTCモード)(km/L) 11.3
燃料消費率(市街地モード)(km/L) 8.5
燃料消費率(郊外モード)(km/L)11.4
燃料消費率(高速モード)(km/L) 13.0

2.4Lディーゼルターボは最高出力204PS、最大トルク470N・m。
大柄なボディを動かすトライトンらしく、低回転から力強いトルクを発揮する仕様です。

続いて、トライトンの車両本体価格を見てみます。

グレードGSRGLS
価格(税込み)      5,401,000円      4,980,800円

GSRとGLSでは装備内容だけでなく価格差もあるため、購入時は使い方や必要な装備を踏まえて選びたいところです。
※価格は記事作成時点(2024年)のメーカー希望小売価格です。最新情報は三菱自動車公式サイトでご覧ください。

三菱トライトンのエクステリアを実車レビュー 

初めてトライトンの実車を見たとき、まず感じたのは圧倒的な存在感でした。ピックアップトラックらしい力強さをもちながら、三菱らしい個性的なフロントデザインが強く印象に残ります。
先代から大きく印象を変えたデザインは、これまでの三菱車のイメージを良い意味で裏切るもの。私自身、このエクステリアを見たことをきっかけにトライトンへの興味が一気に高まりました。
ここからは実車を見ながらフロントを中心に細かくチェックしていきます。

フロント | 迫力あるフェイスをチェック

まずはフロント周りから見ていきます。トライトンの第一印象を大きく決めているのが、この力強いフロントフェイスです。三菱らしさを感じさせながらも、従来のイメージとはひと味違う大胆なデザインが採用されています。
実車で見ると、写真以上にワイド感と厚みがあり、ピックアップトラックらしい迫力を強く感じました。

このフロントフェイスは、トライトンのキャラクターを象徴する部分だと感じます。
大きなグリルと力強い造形によって、ひと目でピックアップトラックらしいタフさが伝わってきます。
実車を前にすると、写真以上に存在感があり、思わず目を引かれるデザインです。

ライト類はLEDを採用。複雑な造形ながら、全体としては精悍で力強い印象です。
ヘッドライトにはAHB(オートマチックハイビーム)も採用され、安全装備もしっかり充実しています。

また、GSRではフォグランプ周辺のベゼルがブラックメタリックとなり、フロント全体を引き締めています。

フロントフェンダーは大きく張り出しており、ボディのワイド感をさらに強調しています。
オーバーフェンダーとのつながりも自然で、力強さと一体感のあるデザインです。

フロントグリル上部の「MITSUBISHI」ロゴは、ボディ同色でさりげなく配置されています。
あえて主張しすぎない仕上げになっている点も、個人的には好印象でした。

角ばった造形で力強さを出しながら、ライトやグリルの細かなデザインによって上質感も感じられるフロントでした。

リア | ワイルドさと上質感をチェック

続いてリア周りを見ていきます。
リアもピックアップトラックらしいワイルドさを持ちながら、GSRではブラックの加飾がアクセントとなり、上質感も感じられる仕上がりです。

テールランプは比較的シンプルなデザインですが、ボディ全体とのバランスが良く、実車で見ると落ち着いた中にも存在感があります。
フロントほど派手な演出はありませんが、リアから見るとトライトンらしい力強さがしっかり感じられます。
大きなボディに対して各パーツがうまくまとまっていて、無骨さの中にも上質さを感じるリアビューです。

GSR専用装備となるカーゴスペースのスタイリングバーは、ブラックメタリック塗装が施されています。
ピックアップトラックらしいタフな雰囲気を残しつつ、見た目の質感を一段引き上げている印象です。

「MITSUBISHI」のロゴが入った加飾も良いアクセントになっていて、実際に近くで見るとなかなかの存在感。
これだけ綺麗な仕上がりだと、使い倒したいピックアップなのに「傷つけたくないな…」と思ってしまいます(笑)。

バックカメラはハイマウントストップランプの下に配置されています。

カーゴスペース(荷台)の広さと使い勝手をチェック

カーゴスペースはかなり広々。
キャンプ道具はもちろん、サーフボードなど長尺の荷物まで積み込めそうな余裕があります。
さすがにロングボードは厳しいかもしれませんが(笑)、アウトドアで使うにはかなり頼もしいスペースですね。

奥には「MITSUBISHI」のロゴもしっかり入っています。
荷台内部はザラッとした質感の樹脂素材で覆われており、傷が付きにくそうな印象。実用車として気兼ねなく使えそうです。

ルーフレールもしっかり装備されています。シャークフィンタイプではなく、オーソドックスな形状。こうした部分にも、トライトンらしい実用性重視の雰囲気を感じます。

サイドステップもしっかりした造り。車高の高いトライトンですが、ステップがあることで乗り降りはかなりしやすく感じました。

サイドミラーはボディ全体のデザインとバランスが取れており、運転席からの視認性も良好。ボディサイズの大きいトライトンだからこそ、こうした見やすさは安心感につながります。

タイヤサイズは265/60R 18。実車で見るとかなり存在感があります。ブラックのホイールもオレンジのボディカラーと相性が良く、トライトンの力強い雰囲気をさらに引き立てています。

エクステリアは個性的でありながら、全体としてはスタイリッシュ。
細部は比較的シンプルだからこそ、自分好みにカスタマイズして楽しめる余白も大きいと感じました。
ホイールを変えたり、アウトドア仕様に仕上げたりと、想像するだけでも楽しそう。
大人の遊び車として、夢が広がる一台です。

質実剛健なインテリア

続いてインテリアを見ていきます。
決して華やかさを前面に押し出した内装ではありませんが、ひと言で表すなら「質実剛健」。
実際に触れてみても安っぽさはなく、スイッチ類も物理スイッチを中心とした分かりやすい配置で、操作性の良さを感じます。

運転席周りのインテリア

ピックアップトラックというジャンルを考えると、インテリアの質感はかなり高い印象です。
プラスチック素材の部分もありますが、チープさはほとんど感じません。
ダッシュボードは水平基調のデザインで、視界も広く感じられます。
スイッチ類も分かりやすく配置されており、運転中でも直感的に操作しやすそうです。無骨なイメージの強いトライトンですが、運転席に座ると想像以上に乗用車感覚で付き合えそうな印象を受けました。

ステアリングの質感も良好で、GSR専用のオレンジステッチがさりげないアクセントになっています。
エアコン周りは物理スイッチを中心とした分かりやすいレイアウト。スイッチ自体も大きめで、手袋をしたままでも操作しやすそうです。
メーターは7インチのマルチインフォメーションディスプレイとアナログメーターを組み合わせた構成。
最近は全面液晶のメーターも増えていますが、個人的にはこのくらいアナログ感が残っている方が好みです。
見た目の派手さより、使いやすさを優先したような造りは、まさにトライトンらしい部分だと感じました。

※三菱自動車工業株式会社 カタログより引用

ステアリングスイッチは、左側にオーディオやメーター操作系、右側に運転支援系のスイッチがまとめられています。
配置はシンプルで分かりやすく、各スイッチの質感も良好。
デザインもトライトンのインテリアによく合っていて、個人的には今回かなり好印象だったポイントです。

ステアリング奥には、ワイパーやウインカー、ライト操作のレバーを配置。
必要な機能が分かりやすくまとめられていて、操作性も良さそうです。
また、オートマチックハイビームも装備されています。

ナビゲーションは9インチディスプレイを採用。スマートフォン連携にも対応しており、Apple CarPlayやAndroid Autoも利用できます。また、マルチアラウンドモニターも装備されており、大きなボディのトライトンを扱ううえでは心強い装備です。スイッチ類の操作感も良く、ダッシュボードにはステッチも入るなど、全体的に質感の高さを感じました。

シフトノブはシンプルなデザイン。
アイドリングストップなどの各種スイッチは、運転席右側の下部にまとめられています。

レバー類はこちら。
ステアリングのチルト・テレスコピック調整レバーと、サイドブレーキが配置されています。
どちらも扱いやすく、シンプルで機能的な造り。
手袋をしていても操作しやすそうな、トライトンらしい実用性重視の設計です。

フロントドア周りはソフトパッドを多用しており、GSRグレードらしい質感の高さを感じます。
ドアトリムにはステッチ入りの加飾が施され、ドアノブ周辺のブラックパネルやメッキ加飾も良いアクセントになっています。パワーウインドウスイッチ周辺にはカーボン調パネルを採用。派手さはありませんが、全体として落ち着いた質感にまとめられています。
一方で、ドアポケット周辺など一部はハードプラスチック素材。実用性を重視したトライトンらしい割り切りも感じられます。

少し気になったのが、ドアロックのノブ。
インテリア全体の質感が高いだけに、ここだけはもうひと工夫欲しかったかな…というのが正直なところです。

シートの座り心地は柔らかめで、GSRには本革シートが採用されています。
オレンジステッチも入り、見た目にも上質感があります。実際に触れてみると、本革らしいしっとりとした質感が印象的でした。最近の合成皮革もかなり質感が高くなっていますが、それでも本革ならではの感触はしっかり感じられます。GLSはファブリックシートを採用しており、本革シートのオプション設定はありません。
また、フロントシートヒーターはGSR・GLSともに装備されています。
長時間のドライブでも疲れにくそうな、ゆったりした座り心地も好印象でした。

パワーシート・ランバーサポートはGSRのみに標準装備。GLSには設定されていません。

ドアヒンジはプレス式。アクセルペダルは吊り下げ式を採用しています。こうした細かな部分にも、トライトンの実用性重視の設計が見て取れます。

運転席から、車幅の見切りや周囲の見え方も確認してみました。
ボディサイズはかなり大きいトライトンですが、その巨体から想像するほど扱いにくさは感じず、意外と車両感覚はつかみやすそうです。私自身、全長5mを超えるクルマを所有した経験はありませんが、これなら「自分でもいけそうかも」と思える範囲でした。大きなサイドミラーから得られる情報量も多く、ボディサイズに対する不安を和らげてくれます。

ルームミラーには自動防眩機能を採用。
大きなボディサイズを考えると、個人的にはデジタルインナーミラーも欲しくなるところです。

天井には、前席・後席それぞれに向けたサーキュレーターを装備。
後席までしっかり空気を循環させられるのは、室内の広いトライトンでは嬉しいポイントです。

センターコンソールは、しっかりとしたアームレストとしても使える大きめのサイズ。
フタを開けるとかなり深さがあり、ペットボトルが4本ほど入りそうな収納力があります。
一方で、温冷機能はありません。
アウトドアでの使用も似合うトライトンだけに、個人的にはこの機能があるとさらに嬉しかったところです。

助手席側にはアッパーグローブボックスを装備。
ティッシュボックスや車検証など、小物類の収納に使いやすそうなサイズ感です。周囲にはオレンジステッチも入り、実用性だけでなく見た目の質感もしっかり確保されています。

ドライブモード

ドライブモードの切り替えは、センターコンソールのスイッチから操作できます。
走行状況に応じてモードを切り替えられるのは、トライトンらしい頼もしさを感じるポイントです。

センターコンソールには、走行モードや4WDシステムを切り替えるダイヤルを配置。
2H・4H・4HLc・4LLcを使い分けることで、舗装路から悪路まで幅広い走行シーンに対応します。さらに路面状況に応じたドライブモードも用意されており、トライトンらしい高い走破性を支える重要な装備です。

ドライブモード
NORMALモード[ALL]様々な路面環境や走りに幅広く対応する走行モードと燃費性能をバランス良く発揮する。
ECOモード[2H]アクセルペダルのレスポンスを穏やかにし、エコで経済的な走りをサポートする。
GRAVELモード[4H]砂利道や未舗装路の他、豪雨の際でもトラクション性能を高め、高い安定性を実現する。
SNOWモード[4H]滑りやすい路面でも安心感が高く、かつドライバーの意図通りの走りを実現する。
MUDモード[4HLc]ぬかるんだ路面などの悪路でスリップを抑制。高い走破性と脱出性能を発揮する。
SANDモード[4HLc]砂地で力強く安心感の高い走りを実現する。
ROCKモード[4LLc]岩場や凹凸のある路面で、パワフルで安心感の高い走行性能を発揮する。

2H=2WD(後輪駆動)
4H=フルタイム4WD
4HLc=センターデフロック4WD
4LLc=ローレンジセンターデフロック4WD

後部座席周りのインテリア

続いて後部座席周りを見ていきます。
ピックアップトラックというジャンルだけに、後席の広さはある程度割り切りが必要かと思っていましたが、実際には十分な居住性が確保されています。後席にはシートヒーターやベンチレーションの設定はありませんが、シートには前席と同じくオレンジステッチが入り、見た目の質感はしっかり確保されています。
欲を言えば、後席にもシートヒーターがあるとさらに嬉しいところです。

後部座席は座り心地も良く、想像以上にホールド感があります。
身長172cmの私が運転席を自分のポジションに合わせた状態でも、後席の膝前には拳2個分ほどの余裕がありました。ピックアップトラックという性格を考えれば、後席スペースは十分以上。日常使いでも大きな不満は感じにくそうです。また、シートバックポケットに加え、USB-A・USB-C端子、アクセサリーソケットも装備。後席の使い勝手もしっかり考えられています。

まとめ|トライトンは大人の遊び心を刺激する一台

今回は三菱自動車本社ショールームで、トライトンの内外装をじっくり見てきました。

実車を見て感じたのは、全長5mを超える大型ピックアップトラックでありながら、想像以上に上質で、車両感覚もつかみやすそうだったこと。
広い室内や実用的な荷台など、見た目の迫力だけではない使い勝手の良さも感じました。

そして何より、トライトンは「買った後にどう楽しむか」を想像させてくれるクルマでした。
カスタムしても面白い。キャンプやアウトドアに使ってもいい。そんな大人の遊び車として夢が広がる一台だと思います。

昨今は、欲しいクルマを欲しいタイミングで買うことが難しい時代になりました。
だからこそ、新車を買うことだけがカーライフの楽しみではなく、今ある環境の中で自分なりの楽しみ方を見つけていくことも、クルマ好きの醍醐味なのかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
「今日を楽しく生きる為に!」今後も意欲的に記事を更新していきたいと考えておりますので、ディスカバリー通信をこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
それではまた次の記事・別の車でお会いしましょう!

愛車の売却先に困った事はありませんか?
最近は自動車のリセール系YouTubeやSNSなどで大まかな売却額を事前にリサーチできる様になった事で、買取業者さんとの売却交渉がかなり楽になりました。
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いざ実際買取業者さんに査定を依頼してみたら、リサーチした売却相場との乖離があるなんてことも…
それは為替相場の変動が大きい昨今。特にライズやアルファード、ランドクルーザーシリーズなどをはじめとする輸出の対象になる車種は、オークション相場の価格の上下が非常に大きくなり、買取業者さんが思い切った買取金額を提示しづらくなっているなんてことも原因のひとつだと考えられます。

★2025年度 自動車販売市場
前年並み、前年を割る月も多く、新車・中古車の供給が不安定になっている事により売却額のボラティリティが今後も大きくなる事が予想されます。

2025年度4月5月6月7月8月9月10月11月平均
新車登録台数342,878324,069393,162390,512301,219428,216395,189369,721368,121
前年比110.5%103.7%105.2%96.4%91.7%97.6%98.2%94.9%99.5%
中古車登録台数544,174506,139535,385570,807461,678547,288568,915466,023525,051
前年比100.7%96.3%105.8%101.3%98.8%106.7%99.1%91.9%100.1%

株式会社ファブリカコミュニケーションズ公式ホームページより引用


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