令和7年8月に納車になりました、管理人のモデリスタホイール仕様の40系アルファード。
早いもので納車から1年が経過しようとしています。
2025年1月の一部改良前のモデルではありますが、一年所有してみて管理人が感じた40系アルファード Zグレード ガソリン2WDの良いところ、少し残念だったところをしっかりレビューさせていただきます!
まずは結論から申し上げますと、40系アルファードは購入して損はない良い車だと思います!
ミニバンとしてのエクステリアのスタイリング、内装の質感も申し分ありません。30系に比べて、ナビ回りのテクノロジーの進化や、安全・支援系システムの進化は著しく、40系アルファードオーナーになる前は、目に見える質感が30系に比べて若干ダウンしているのでは?と感じていましたが、オーナーになってみるとそこまで気になる程ではないレベルだと感じました。
更には今のところ国産車最強といっても過言ではないリセールバリューの良さも見逃せないですね。
この記事はアルファード Zグレード ガソリン2WDのオーナー目線のレビュー満載ですので、目次から読者の皆さんが気になるところだけお読みいただくような読み方もオススメです!
アルファードをご検討中の読者の皆さん、アルファードにご興味のある皆さん、是非ご参考になさってください。
40系アルファード・ヴェルファイア デビューから今まで
読者の皆さんはアルファードを熟知されている方も多いと思いますが、40系アルファード・ヴェルファイアについてサラッとおさらい。
40系アルファードは2023年6月に3度目のフルモデルチェンジを受けました。30系の完成度の高さから、法人の経営者さんや車好きの方々などの期待を一身に背負い華々しく登場!
ヴェルファイアが上級グレードの位置づけで高級感が強く支持されていますが、アルファードのネームバリュー・存在感も健在。
・2023年6月 40系アルファードデビュー
グレードはExecutive Lounge・Z・G(福祉車両専用グレード)の3グレード。
V6エンジンは廃止。
・2024年12月 ヴェルファイアとともに一部改良
Xグレード追加
アルファード グレード別価格表
ここではグレード別の価格もチェック。
管理人が所有しているのがZグレードのガソリン2WD。コストパフォーマンスに優れ、リセールも安定しており、30系アルファードでいうところのS Cパッケージの後継グレードと言われています。
一度はExecutive Loungeにも乗ってみたいですね。
グレード別価格表
()内は北海道地区メーカ希望小売価格
価格はすべて税込み
グレード | 価格 |
---|---|
Executive Lounge PHEV E-Four | 10,650,000円(10,670,900円) |
Executive Lounge(HEV) 2WD | 8,600,000円(8,628,600円) |
Executive Lounge(HEV) E-Four | 8,820,000円(8,848,600円) |
Z(HEV) 2WD | 6,350,000円(6,378,600円) |
Z(HEV) E-Four | 6,570,000円(6,598,600円) |
Z (ガソリン) 2WD | 5,550,000円(5,581,900円) |
Z (ガソリン) 4WD | 5,748,000円(5,779,900円) |
X (HEV) 2WD | 5,100,000円(5,134,100円) |
X (HEV) 4WD | 5,320,000円(5,354,100円) |
アルファード パワートレイン
続いてはパワートレイン。どちらかといえば高級車の分類になるアルファードですが、使用燃料はレギュラーガソリンなのが嬉しいところ。排気量が2.5リッターなので自動車税が43,500円。
サラリーマンである管理人でもこれなら何とか維持できるライン。(笑)
グレード | 型式 | 排気量 | 種類 | 使用燃料 |
---|---|---|---|---|
Executive Lounge PHEV E-Four | A25A-FXS | 2.487L | 直列4気筒 | 無鉛 レギュラーガソリン |
Executive Lounge(HEV) 2WD/E-Four | ||||
Z(HEV)2WD/E-Four | ||||
X (HEV)2WD/E-Four | ||||
Z (ガソリン) 2WD/4WD | 2AR-FE | 2.493L |
管理人の所有するアルファードの仕様
管理人が所有するアルファードの仕様がこちら↓
アルファード ガソリン Zグレード 2WDです。
唯一の後悔が年老いた両親が居るにもかかわらずスペアタイヤを選んでしまった事。ユニバーサルステップを選ぶべきでした…(笑)
次にアルファードかヴェルファイアを買い替える時があれば絶対にユニバーサルステップを選択します!
アルファードの納車記事はこちら
★アルファード Z ガソリン 2WD のメーカーオプション・ディーラーオプションについて最近感じる事
蛇足になりますが、このZ ガソリン 2WDにおいてはメーカーオプション・ディーラーオプション皆無で
購入したとしてもめちゃくちゃコスパが良いのでは??と思うようになりました。
私の様にご家庭でのファミリーユースでしたら、Zグレードの装備だけで充分過ぎる程です。
おそらくメーカーオプション・ディーラーオプション皆無で購入すると乗り出し価格が590万円位?
中古車のタマ数も増えてきて、ある程度40系の中古車相場の値動きも落ち着いてきた昨今、前述の仕様
で車検までしっかり乗ってもリセールはかなり良いのでは??と考える今日この頃…。
読者の皆さん、どう思われますか??
30系のS Cパッケージから「リセール仕様」などといわれている、メーカーオプション・ディーラーオ
プションの内容も魅力的ではあるのですが、私の様な車好きのお父さんがファミリーユースで購入する際
はお金の出費も抑えていきたいのが本音ではないのでしょうか。

アルファード エクステリアレビュー
お待たせいたしました!40系アルファードがどんな車かをざっとご紹介したところで、私が一年間所有した目線でのエクステリアのレビューをお送りしたいと思います!
フロントフェイス
まずはフロントフェイス。
デビュー当初は賛否両論ありました。30系に比べて地味になったとか、質感が落ちたとか..。管理人も最初はそう思った一人です。アルファードが好きな読者の皆さんであれば、いろいろ考えられた方も多いのでは??
これは私個人の感想ではありますがこのフロントフェイス、見れば見る程良くなってくるのです。
デビュー当時は絶対ヴェルファイアの方が良いと思っていたのですが、見慣れてくるとだんだんアルファードもかっこ良く見えてくるから不思議です。さすがトヨタさんのデザインは秀悦。

デビュー当初ヴェルファイア一択の管理人でしたが、日を追うごとにアルファードに惹かれていったのでした…。
こうして見てみると、ヴェルファイアの方がギラギラ感があるにもかかわらず、アルファードのフロントフェイスの方が良い意味でアクを感じませんか?ヴェルファイアはクールにスッキリフェイスでパッと見、万人が見てカッコイイと思うエクステリア。アルファードは一見シンプルな中に若干のアクを感じますが、その中に大人で都会的な香りも感じさせる。若干のアクが後を引く..(笑)⇒あくまで個人の見解です。
読者の皆さんはどちらがお好みですか??


そしてもうひとつ、40系アルファードとの比較対象にされるのがこちら!
30系アルファード。
こちらも40系アルファードデビューから2年が過ぎようとしていますが、いまだに魅力が褪せない。中古車相場も現役当時の様にはいきませんが、人気グレードのS Cパッケージが令和7年6月現在で400万円台後半を維持している個体すらあるのが驚き。人気の高さが伺えます。
未だカッコいい!!(笑)私も2年半所有しましたが、非の打ちようのない良い車でした!
モデリスタエアロを装着すると更にカッコ良かったです。私は運転が下手で、エアロ破損などの悲劇が生まれそうでしたので、車を大切に乗りたくてエアロ装着は見送りましたが….(笑)

フロントのライト周りがこちら。このライト周りは個人的に好きです。
スッキリし過ぎているというご意見も聞かれますがいかがでしょうか。こちらのデイライトやウインカーは夜見るととても魅力的。ボンネットについては開口部のラインが残念という声も聞こえてきます。私個人としてはあまり気になりません。
ライトは30系に続き三眼ヘッドライト。二段のデイライトの間にコーナリングランプが装備されています。
ウインカーはシーケンシャル。30系のウインカーに比べてデザインの関係で、流れてる感が若干少ない気がしますがこれはこれで魅力的。
また、30系に比べてフロントマスク周りがシンプルにグリル周りにギラギラ感が少なくなりました。これもまた都会的な雰囲気で、ある意味洗練されたのではないのでしょうか。

夜のライト点灯時がこちら。昼間以上に魅力的。デイライトが幻想的でムーディー。都会的なムードを盛り上げます。

遠くから見ても、40アルファードと一目で分かります。
まだ先の話ですが、マイナーチェンジ後のスタイリングにも期待が膨らむ。
ボンネット上にも施されている二本のキャラクターラインがアルファードのフロントフェイスの立体感に磨きをかけています。

親バカと言われても仕方ないですが、夜のアルファードは本当に魅力的です。

グリルについては30系に比べて大人しくなったとの声も多いのですが、都会的な雰囲気を出しつつアルファードの個性を失ってないのが、トヨタさんのデザインの秀悦さ。
ブロアーを持っていない私は30系にくらべて洗車の際のグリルの拭き取りがいくらか楽になりました。
今後はブロアーが欲しいですね。

フロント周りをさらに立体的に見せているのがこのフロントフェンダー。
この彫刻の様に彫りの深いキャラクターラインがフロントドアまで続いてサッと流れる様に下方できれいに処理されています。

サイドビュー
続いてはサイドヴュー。
40系アルファードのエクステリア魅力の一つがこのサイドビュー。前述のフロントフェンダーのキャラクターラインはフロントドアで綺麗に処理されており、またリヤドアのウインドウの縦幅は前方に向かうにしたがって絞られており、テールランプから伸びるキャラクターラインと一体でリヤからサイドへ向かってスタイリングを作り上げているのが斬新。

リヤビュー
リヤビューがこちら。
アルファードといえばこれ!というくらい印象的なテールランプとスタイリングの造形が非常に美しいリヤ周り。
30系に比べてシーケンシャルウインカーの存在感が薄くなったという声もありますが、テールランプがこれほど魅力的で印象的であれば個人的には気になりません。オーナーとしても自慢のリヤビューです。

私は個人的にこの角度から眺めるリヤビューが一番好きで、リヤのサイドウインドゥからリヤフェンダーへのキャラクターラインがリヤバンパーの角までつながり、リヤバンパーの角は真下に落ちずに斜めに流れる様に落ちているのがとても立体的で美しい。

ちなみにこれが私が乗っていた30系のアルファード S Cパッケージのリヤビュー。これはいまでも魅力的。
「テールランプがマジンガーZみたい」という声もありますが、個人的には高級感もあって好きです。
モデリスタエアロがあるとさらに魅力的。30系と40系…どちらがお好み?

アルファードとヴェルファイアの比較。スッキリクールなヴェルファイアも魅力的。


夜景がとても似合うアルファードのテールランプ。気品があって都会的な雰囲気。


ルーフ周り
ルーフ周りはまずこのリヤウイング。
こちらがとても立体的でリヤウインドウ上部からメッキパーツでサイドからリヤへの一体感あるスタイリングを演出しています。この立体感あるリヤウイングはとても魅力的。私自身、洗車していてもグラマスだな~と惚れ惚れする箇所でもあります。

そしてメーカーオプションのムーンルーフ。こちらは前席のムーンルーフが無くなったので、上から見ない限りはほぼ、周囲からはサンルーフが装着されているか否かを伺い知る事はできません。
加えてガラス面も開かないタイプ。
確かに30系には前席にも開口があったので、私は冬の昼間にシェードを開けて日差しを浴びながら、明るくぬくぬくドライブするのが好きでした。
一方、40系の方は前席のムーンルーフは無くなり、後席のシェードの開閉を電動で運転席からできるので、シェードを開ければ車内は充分に明るく、アルファードという車の性格上個人的には許容範囲かな?とは思うのですが、読者の皆さんは如何ですか?

エンジン周り
Zガソリン2WDのエンジンは30系からの引継ぎ。
エンジンの加速フィールは30系の方が上質だった気がします。車内に入ってくるエンジン音も30系の方が上質で気持ちの良い音が耳に入ってきていた気がします。
車体重量が重くなっているせいか30系よりも割と回転数が高めで、車内にエンジン音が結構入ってくるイメージです。
とはいえ、純内燃機関で4気筒エンジンを積んでいる割には車内の静粛性は高い方だと感じます。

ボンネットは多少重みがあるので、この価格帯の車であればボンネットダンパーは欲しいところ…

足回り
純正ホイール
純正タイヤ&ホイールがこちら。
タイヤサイズは225/60R18。SUVなどでよく見られるタイヤサイズ。乗り心地はすごく良い。
見た目は読者の皆さんいかがでしょう。ラグジュアリーミニバンとしてはこれで!と仰る方も多いと思います。

参考までにエアロ無し、ノーマルホイールのスタイリングがこちら↓
ノーマルのスタイリングも魅力的ですよね。
モデリスタエアロが無くても個人的には充分魅力的。アルファード大好きなんですね。




モデリスタホイール
そして私が今回DOPで選んだのがこちら!モデリスタホイールです。
切削光輝のホイールで塗装部分はメタリック塗装。質感も高くアルファードのエクステリア全体の質感アップにも寄与してくれる逸品です!
あくまで個人の見解です。乗り心地が悪くなるとのお話もあり、純正ホイールとの乗り心地も比べてみたのですが、たしかに大きな段差などを超えた時などは純正の乗り心地の良さを感じます。段差に対するあたりの柔らかさは純正には敵わないですね。
しかし、個人的にはスポーティーな走りが好きな方にはこのモデリスタホイールはオススメで、ハンドリングの良さや、高速道路での継ぎ目を超えた時のサスペンションの収束の速さなど、30系に比して剛性感の上がったボディの恩恵を大きく感じられるのはこのホイールではないのかな?と感じました。スポーツタイヤにありがちな、「ゴー」といったロードノイズも意外と入ってこない。
ぜひ、読者の皆様の今後のより良いアル・ヴェルカーライフの為にご参考にされてみてください。

車好きの方にはこのモデリスタホイール、満足感もマシマシなのではないでしょうか。個人的には愛着感もマシマシです(笑)

オーナー目線でのエクステリアの注意点
★グロスブラック加飾部
1年所有してみて気になったのが、ドアやリヤのウィンドウ周りのグロスブラックで処理された箇所。
この部分は本当に傷に弱いなと感じます。
普段の洗車の際の磨き傷もつきやすく、特にお子さんがいらっしゃるご家庭ではご注意なさってください。
うちは今年中学に入った息子がいるのですが、ドアを閉める際などあまり気にせずに扱うので、爪にひっかけて傷になっていたりという事も2、3度ありました(笑)たいがいは磨けば落ちるのですが…家族にも言わずに、人知れず磨いてホッとする心の狭いディスカバリー…(笑)
グロスブラックのエクステリアは高級感もあり、個人的には大好きなのですが綺麗に維持しようと思うと気を遣います。


付けてよかったDOP
付けて良かったDOPがこちら↓
「サイドエンブレムイルミネーション」価格はなんと36,300円!安い!(??)
最近は無いかと思いますが一時期、サイドエンブレムがかすれて見えなくなる??といった事象があったようですが、これをこれを取り付けた私は複雑な思い…。いかがでしょう。こちらはかすれて見えなくなるといった事もありません。闇夜に煌々と輝くアルファードエンブレム!
個人的にはとってもお気に入り!


アルファード インテリアレビュー
続いてはインテリア。
言わずとも読者の皆さまご存知のとおり、アルファードといえば質感の高いインテリア。
果たして、30系のインテリアと比べてどうなの?一般的に同価格帯の車と比べてどうなんでしょう?
読者の皆様が気になるところをレビューしていきたいと思います。
前席周り
こちらがアルファードの前席周り。
いかがでしょうか?
ウッド調パネルが多かった30系に多用されていたウッド調パネルは姿を消し、ソフトパッドとステッチ、ピアノブラックパネルで高級感を演出しています。高級感という意味では30系のインテリアの方が分かりやすかったのかもしれませんね。ハンドルには艶の無い木目調パネルが埋め込まれています。

ハンドル周り。ハンドルについてはヒーターが効いて冬場も快適。私自身、30系アルファードに乗る前は「ハンドルヒーターなんて使わないよ!」と思っていたのですが、冬場はこれがあると使ってしまうんです!30系は上半分がウッド調のハンドルでしたので、冬場はハンドルの上部を握ると冷たかったのですが、40系は全周にシートヒーターが効くので非常に重宝しております。
カラーヘッドアップディスプレイとセットでメーカーオプションの静電式ステアリングスイッチは個人的には操作に慣れが必要。私は物理スイッチが好み。TFT液晶メーターは情報量も多く快適。
メーターのパターン変更も多彩。パターン変更は中央のナビ画面で操作。ただし、レクサスやクラウンシリーズ、カローラ系などとも共有化されているこのメーター。高級感やギミック感を求める方はこのメーターどうお感じになられますか?
ハンドル全体の質感は高く、太さも程良く握り心地は上々です。

トヨタ チームメートとのセットメーカーオプションのアドバンストドライブをご検討の方は、納車後に一度渋滞でご使用いただくと感動される事間違いありません!(笑)安全上アドバンストドライブは常にスイッチを入れておく事をオススメします。勿論、安全運転は私たちドライバーの責任ですが、安心感が違います!
安全支援系のシステムについては30系から段違いの進化。これだけでも40系に乗り換えるメリットは高いと思います。
メーターの表示パターンもバリエーション豊か。


ハンドルは電動チルト&テレスコピック。メモリーシートの同期してエンジンを始動するとメモリー位置に電動でうごきます。非常に便利です!トリップメーターのリセットボタンはこちら。

ハンドル右下にアダプティブハイビームとパワーバックドアのON/OFFスイッチ。その下はガソリン給油口のオープンスイッチが鎮座。

前席のシート、如何でしょう。ヴェルファイア Z Premierのナッパレザーの様にしっとり滑りづらいとまではいかないかもしれませんが、本革シートに劣らない位、高級感は充分だと思います。ちなみに30系の一部のグレードに装備されていた助手席オットマンは今回の40系では割愛されています。助手席オットマンは復活を望まれるファンの方も多い様です。

もちろん運転席・助手席ともにパワーシート。助手席の背もたれには後席・運転席からも助手席の位置を調整できる操作スイッチが装備されています。


前席とコンソールの間には物を落とさない様、養生が施されています。こういうところも心配りのアルファード。

前席のシートレール。パーツがむき出しなのが少し残念。気にしなければ、全然気にならないのですが…。

ナビゲーションについてはこちら。30系からの乗り換えでナビゲーションの世代が変わり、大きく見やすくなったのがトピック。メーターの設定やシートヒーターからハンドルヒーター、ヘッドアップディスプレイの設定まで…ほぼすべての設定をこの画面で行います。
ナビゲーションについてはアップデートも重ねられ、非常に使いやすくなりました。今後もアップデートは重ねられていき、常に最新のシステムで利用できる事になります。
使いこなすには慣れが必要かもしれませんが慣れてしまえば非常に便利。
個人的にはエアコン等の操作はクラウンシリースなどと同様に物理スイッチの方が好み。
ナビゲーションサイドはソフトパッドで装飾され高級感があるのは嬉しいところ。
私の場合、フロント周りのエアコンはオート。ハンドルヒーター、シートベンチレーション、シートヒーターも常にオートにする事で、年中快適。助手席については誰も座っていなければこれらは作動しないようですので、エコにも配慮された優れものです!

地図画面は非常にスッキリ・シンプル。シフトノブはX上でもフォロワーの皆さんから賛否両論のお声がありますが、確かにアルファードの車格でシフトノブが本革ではないのは少し残念。こちらはウレタン製でしょうか。個人的には常に手を触れる箇所であるだけに、もう少しだけ高級感が欲しいのが本音。
そしてこちらのピアノブラックのパネルは私が想像した以上に傷つきやすいのでご注意を…。私も車を綺麗に乗りたい人間なので、スマホ守る君を施工しているのですが、それでも日常使いをしていると線傷などは避けられないかもしれません。ご覧になれますでしょうか。奥にミニカーが置いてあるスペースに置くだけ充電が設置されています。緊急時はしっかり使えます!!私はあまり使わないので、画像の様にミニカーが鎮座しております(笑)
その上にはUSB-Cジャックが2つあります。


肘置き・センターコンソールがこちら↓
肘置きについては30系の方がクッションが厚く高級感がありました。とはいえ、肘を置いている分には肘でクッション性をそこまで感じる事はなく、不快ということは全くありません。(笑)
むしろ、見た目はセンターにステッチが入り高級感が増したのではないのでしょうか。
コンソールを開けると深さも充分で、500mlのペットボトルが4本位は入るでしょうか。USB-Cジャック・HDMI端子・シガーソケットがそれぞれ備え付けられています。
HDMI端子にファイヤースティックなどで動画コンテンツを楽しむ事も可能です。


今回、40系アルファードに進化するにあたってフロントのアシストグリップが無くなりました。40系登場時は乗降時に「不便だ!」とのお声が多かったのですが、その後あまり話題になる事は無くなりましたが…。

こちらがデジタルインナーミラー。30系後期型から解像度も高く非常に見やすい。

デジタルインナーミラーの目の前にあるルームランプと、ラゲッジスペースのバックドアや後席のドア、ルーフシェード、サイドウインドウシェードの開閉ボタンになります。ルーフシェードの開閉がここでできるのは便利。ここにあるルームランプはとても明るいのですが、なぜか室内が暗くて困る事が…どこかの改良のタイミングでアンビエントライト車内を今よりも照明を増やすなど、トヨタ自動車さんが今後照明系を充実させてくださる事に期待したいですね。

ウインカー・ワイパーのレバーがこちら。質感が落ちたというお声もありますが、実際気になりますでしょうか。
個人的には操作性が良ければバッチリと思ってしまいますが…。

運転席のパワーウインドウのスイッチベース周り。ハードプラのパーツは多く、デビュー当時は抵抗があったのですが、実際オーナーになってみると違和感は無くなりました。スイッチベースにおいてはむしろハードプラになった事で傷に強くなったのは利点ですね。Executive Loungeになるとエアコンの吹き出し口の下に後席ドアの開閉スイッチが鎮座します。運転席のシートメモリー機能は3つまでセット可能です。

ドリンクホルダーは30系に比べてチープになったのでは!?といった声もありましたが、エアコンの吹き出し口の位置にしっかりマッチした機能性の高いドリンクホルダーです。
冷暖房により冬はあたたかく、夏は冷たさを維持しやすい設計です。

フロントドア周りの質感。こちらはソフトパッドとステッチが多用されていて非常に質感が高いです。
また、ドアノブも塗装ではなく光沢が抑えられた金属のサテンメッキで同じく質感は非常に高いです。
ドアポケットにはペットボトルとちょっとした物が入るような設計になっています。


フロントドアの加飾には金属のアクセントがあしらわれており、真鍮のような雰囲気で非常にオシャレ。


ロックピンもサテンメッキのものが採用されていて、高級感はバッチリ。

助手席周りの雰囲気。ソフトパッドとステッチが多用されていて高級感はバッチリです。

こちらが助手席側のコンソールボックス。ステッチが多用されていて、助手席側もゴージャス!
コンソールの開口部および容量が小さいとの声がありますが、取扱説明書も無くなり、入れるのは車検証くらいと考えれば管理人はこれで充分なのではないか?と考えますが、読者の皆様いかがでしょう?


運転席のペダル関係がこちら。アクセルペダルはオルガン式となっております。
このオルガン式のアクセルペダル、個人的には操作に慣れるまで少し時間を要しました。走り始めだけご注意を!

後席周り
まずは後席のアクセスを見ていきましょう。開口部は大きく、アクセスはしやすいのですが、結構足元は高めで、小さなお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭ではユニバーサルステップはあった方が良いかもしれませんね。
私はスペアタイヤを選択してしまったために装備されていません。


後席の目玉はなんといってもこのエグゼクティブシート。
座り心地は最高!の一言に尽きます。ただし、オットマンを出すと合成皮革が若干すべりやすいのが残念ではありますが、気になる程ではありません。

後席のパワーシート、シートベンチレーション、シートヒーターの操作スイッチ。これが2列目シートにフル装備されている車はそうそうございません。
加えてシートベンチレーション・シートヒーターにAUTO機能まで!レクサスに負けない装備!しかも後席のエアコンとシートベンチレーション・シートヒーターは運転席でスイッチのON/OFFができる優れもの!
車両価格5,550,000円の車と考えたらとってもお買い得!この車が売れるのが理解できますね。

後席のドリンクホルダーとテーブル。ドリンクホルダーのピアノブラックパネルは傷がつきやすいので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭はご注意なさって下さい。テーブルにはドリンクホルダーはありません。



後席のアシストグリップ。向かって左側が後席前面。向かって右側が後席ドアの奥に付いている乗降用アシストグリップ。後席全面のアシストグリップには、荷物用フックも内蔵。乗降用のアシストグリップは長さもあり、お年寄りから小さなお子様まで利用できます。なんとしっかり革巻きなのが驚き。


2列目シートのルーフ周り。ルーフにはルーフとサイドウインドゥのシェード、両サイドの電動ドアの開閉スイッチが付いています。エアコンの温度設定表示とスイッチ類も付いており、2列目・3列目に関係するスイッチ類はルーフ中央に集約されています。
照明はご覧の通り。カラーイルミネーションの存在感はそこまで主張してくることなく、あくまでさりげなく。全体的に照明は暗め。これについてはトヨタ自動車さんの今後の改良に期待したいところ。


後席ドア周り。シェードの開閉スイッチが上部に。ウインドゥの開閉スイッチはスピーカー下に。スピーカー周辺には木目調パネルが配置され、さすがの高級感。ペットボトルフォルダーも完備。

2列目シート真ん中のコンソールの中身。小物入れとAC100V/100Wのコンセントが。30系の時は下部もウッド調パネルでしたが、個人的には足があたって傷つくリスクも考えたら、ハードプラの方がむしろ良いのかな?と単純に思いました。



こちらが3列目シート。大人が腰かけるのにも充分なクオリティです。

足元のクリアランスも大人が腰かけても充分なスペースになっています。

3列目シート左右にはドリンクホルダーとUSB-Cがそれぞれ付いています。


ラゲッジスペース
ラゲッジスペースへのアクセスには大変見づらいですが、サイドのテールランプ下についている、こちらのスイッチを長押しする事で電動バックドアを開けます。
やはりラゲッジスペースにアクセスする際はこのスイッチが本当に便利。

ラゲッジルームはこの通り。3列目シートを畳まない状況ですと、それほど荷物は積めませんが、三列目シートを畳むと広大なスペースが生まれます。開口部もかなり大きく、大人の自転車くらいなら余裕で積めるくらいのスペースです。

オーナー目線でのインテリアの注意点
最後に普段私がアルファードと付き合ってきた中で、インテリアで気になったところをピックアップしておきます。
★ヘッドアップディスプレイの位置設定
こちらは全面のガラスに速度などを表示できる非常に便利な装備で、運転する方に合わせて表示位置が調整できるのですが、たまに一番下まで戻ってしまうというコンピューター上のバグがありました。
Xのフォロワーさんの方のお話によるとエンジンをかけてスタートするたびに位置が一番下に戻ってしまうといった方もいらっしゃるようです。これからご購入される方はご留意なさって下さい。

★液晶メーターのバグ
ある日私がエンジンを始動したら全くメーターが作動せず、真っ暗のままという事がありました。これには私も真っ青!走ろうが何のスイッチを押そうがが点灯せず….
アルファードのコミュニティーの仲間の方が対応策を教えて下さいました。対応策は以下の通り。
一度エンジンをOFFにして5分から10分位一切何も起動させず、10分後位にエンジンを始動したところめでたくメーターが復帰。
この症状で困るのは速度はもちろん、メーター内のウインカー類も一切点灯しなくなり、燃料計や警告灯も点灯しなくなることです。かなり不安になります。ディーラーさんで確認したところ、コンピューターのバグとの事でした。これ以降はこの症状は一切出ず。頻繁に起こるバグではなさそうなのでご安心を!
車の進化はとてもありがたいですが、コンピューターが車のシステムを制御するようになれば当然「バグ」というものがある事も念頭に最新式の車とも付き合っていかなければいけませんね。
アナログのメーター類ならこんなことにはなりませんから。

★ピアノブラックパネル
こちらは30系のブラックのウッド調パネルからピアノブラックパネルに変更になりましたが、傷つきやすいのか、小傷が目立ちやすいのか、やはり日常使いをしていると小傷が気になります。
私は子供がおりますので、あまり神経質にはなれませんが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では特に保護剤の「スマホまもる君」を施工するなどして、対策されておく事をオススメします。



★アクセルペダルの踏み方
個人的にはこのオルガン式のアクセルペダルの扱いには慣れが必要だと感じます。妻も運転するときに走りだしが飛び出し気味でした。初めて運転される方はご注意なさってください。

アルファードからの贈り物
私が30系アルファード S Cパッケージを購入したのは2022年の4月。結婚してからは初めての新車購入。納車された時は感動でハンドルを握る手が震えたのを覚えています。
あの日からアルファードが運んでくれた出会いは数知れず…
Xで交流くださっているフォロワーの方々(ブログの師匠や洗車の師匠などなど)や、YouTuberのトヨらぶさんなど、アルファードが運んでくれた出会いは数知れず…沢山の出会いといつもあたたかく見守って下さる皆様に心から感謝です。
トヨらぶさんの公式サイトはこちら

読者の皆様にも愛車を通じて沢山のご縁がありますように…。
最後に
今回、40系アルファードに乗り換えてはや1年が過ぎようとしています。30系後期から数えてアルファードは2台目となるわけですが、とても良い車です。
しなやかな足回りによる乗り味の高級感や、剛性感の増したボディからもたらされるハンドリングの良さ(もちろんミニバンとしてですが…)。質感の良い内装がもたらしてくれる癒しの時間。お一人で乗られても、パートナーやご家族とお出かけされても、日常生活に彩を与えてくれる満足度の高い車だと感じています。
小さい子供や妻、両親などがいる私にはとても素晴らしいファミリーカー。
皆さんもディーラーなどで見かける機会がございましたら是非一度、見て触れてみていただく事をオススメします!
私はモデリスタホイールをはじめ、オプション類をいろいろ付けてしまいましたが、元が非常に良い車だけにオプションを何も付けないという選択肢もアリなのではないかと、最近は感じています。
今回は私の愛車、アルファードの納車一年後のレビューをお送りしましたが、アルファード・ヴェルファイアだけではなくどんな車に乗ろうと、洗車やドライブ、写活にカスタムやカー用品選びなど、カーライフの楽しみ方は無限です。
これからもこのディスカバリー通信が皆様の素晴らしいカーライフの一助となれますよう、日々精進してまいります。
インテリアパネルにはこちらが必須ですね↓
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「今日を楽しく生きる為に!」今後もディスカバリー通信をどうぞ宜しくお願い致します。

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