【ランドクルーザー250 ZX試乗レビュー】本気で購入を検討して分かった良い点・気になる点|ディーゼルの乗り味は?

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ランドクルーザー250を実際に試乗してきました。
今回は単なる興味本位ではなく、次の愛車候補として本気で購入を検討する目線での試乗です。
ランドクルーザー250は、力強いデザインや本格的な悪路走破性だけでなく、日常での使いやすさや長距離移動での快適性なども気になる一台です。特に実際に購入を考えるとなると、カタログのスペックだけでは分からない「乗り心地」「ディーゼルエンジンのフィーリング」「ボディサイズの感覚」「内装の質感」などを自分自身で確かめておきたいところ。
今回の記事では、ランドクルーザー250を実際に見て、触れて、運転して感じたことを、良かった点だけでなく気になった部分も含めて紹介していきます。

ランドクルーザー250は、これから長く付き合っていきたいと思える“相棒”になれるのか。

購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

目次

ランドクルーザー250 ZXに試乗してきました


子どもたちも少しずつ手が離れ、これからは自分自身の時間や夫婦で出かける時間を楽しむのは勿論ですが、来年50歳を迎える私が本格SUVの所有にチャレンジできるタイミングやご縁を求めるなら「今しかない」と考えました。そんなこれからのカーライフを考えたとき、ランドクルーザー250はとても気になる存在でした。

とはいえ、実際に購入するとなれば気になるのは見た目だけではありません。

ボディサイズは日常で扱いやすいのか。
ディーゼルエンジンのフィーリングはどうなのか。
乗り心地や静粛性は長距離移動でも快適なのか。
そして、実際に所有したいと思えるクルマなのか。

今回は、そうした点を一つずつ確かめるために試乗してきました。

カタログの数字やスペックだけでは分からない部分を、実際に見て、触れて、走らせて感じたことを中心に紹介していきます。

※今回試乗したZXグレードは、2026年9月現在、販売店ではは受注停止中とのことでした。今回は試乗車を用意している販売店へ直接連絡し、試乗の機会をいただきました。

ランドクルーザー250 基本情報

ボディサイズ

ランドクルーザー250は、日常で使うクルマとしてはかなり大きなボディサイズです。そのため、購入を検討するうえでは駐車場のサイズや自宅周辺の道路環境なども確認しておきたいポイントです。ただし、実際に運転したときにどれくらい大きさを感じるのかは、カタログ数値だけでは分かりません。このあたりは後ほど、実際に試乗して感じた部分として詳しく紹介します。

今回の試乗車はランドクルーザー250 ZX。ボディサイズは全長は4,925mm、全幅1,980mm、全高1,935mmとランドクルーザー300とほぼ同じ大きさ。

エンジン・パワートレイン

ランドクルーザー250 ZXは、2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力は204PS(150kW)/3,000~3,400rpmです。力強いトルクや長距離移動との相性を考え、私自身もディーゼルモデルを検討しています。

試乗前にランドクルーザー250の外装をチェック

※一部の写真は過去に撮影したランドクルーザー250のものを使用しているため、写真には今回の試乗車とは異なるグレード・仕様の車両を含みます。

スクエアなフロントデザインは実車で見るとさらに迫力がある


ZXに採用される角目三眼プロジェクターライトは、武骨な250のフロントに程よい高級感を加えているように感じます。実車で見るとライト周りの存在感もあり、写真で見る以上に迫力がありました。

こちらが過去に撮影したZXファーストエディションの丸目仕様。ZXファーストエディションは初回の限定グレードなのですでに新車で購入する事はできませんが、VXグレードを選択すればメーカーオプションで丸目に変更することができます。私が気になっているボディカラー、アバンギャルドブロンズメタリックにはこの丸目のヘッドライトの方が似合っている気がします。エクステリアの相違点においてもグレード選択は悩ましいところ。

スクエアで堂々としたサイドビュー

画像はトヨタ自動車公式サイトより引用

ボディサイズは大きいが、角が分かりやすいデザイン

数字だけを見ればかなり大きなボディですが、実際に運転してみるとスクエアなデザインのおかげで車両の四隅を把握しやすく、想像していたほど大きさを持て余す感覚はありませんでした。

リアも直線基調でランクルらしい無骨さ

特にブラックのボディカラーは元々エンブレムがブラックカラーということもあり、かなり引き締まった印象。

フェンダーとタイヤ周りにも本格SUVらしさ

個人的にかなり気に入ったのが、この張り出したフロントフェンダー。運転席から車幅を掴みやすいだけでなく、角を立たせた無骨な造形そのものが、僕の男心をくすぐります。

ZX専用デザインのホイール。タイヤサイズは265/60R20。VXのホイールより2インチ大きなサイズ。高級感があり、個人的にも好みのデザインです。


◆内外装については以前の記事で詳しく紹介しています。

運転席に座って感じたランドクルーザー250の内装

メーターは視認性が高く情報も分かりやすい

メーターは大型で視認性が高く、走行中でも必要な情報を確認しやすいレイアウトです。

実際に試乗してみると、速度や車両情報が一目で把握でき、運転中に視線を大きく動かさなくて済むのは好印象でした。一方で少し残念だったのがデザイン。視認性や機能面に不満はありませんが、ランドクルーザーというキャラクターを考えると、もう少し専用感や“ランクルらしさ”があってもよかったように感じます。

大型ディスプレイは試乗中も確認しやすい

画面サイズが大きく地図も確認しやすいため、普段使いはもちろん、長距離ドライブでも使いやすそうだと感じました。

物理スイッチを多用した操作系はランクルらしい

最近はタッチパネルに機能を集約する車も増えていますが、250は走行に関わる主要な操作を物理スイッチで行えるのが印象的でした。ドライブモードや4WD関連の操作も直感的で、運転中でも迷いにくそうです。「原点回帰」という言葉がよく似合う操作系だと感じました。

内装の質感はどう感じた?

内装は高級感一辺倒というより、タフさや実用性を意識した印象です。レクサスのような華やかさとは方向性が異なりますが、ランドクルーザー250にはこの道具感のある仕上がりが似合っていると感じました。一方で、価格を考えると「もう少し質感が欲しい」と感じる人もいるかもしれません。このあたりは好みが分かれそうです。
あくまでも250のデザインは「ランドクルーザーらしさ」を第一に追求したもの。ではランドクルーザー300と比べて大きくコストカットしたのか?というとそうではなさそう。今回試乗したZXグレードにおいてはJBLサウンドシステムを採用。また、手が触れる機会が多い主要な箇所にはしっかりとソフトパッドや本革が使用されており、使えば使うほどに質感の良さや、機能性の素晴らしさを感じられる様なインテリアの作りがされていると感じました。

レクサスの様な華やかさは無いものの、一定の質感は確保されています。本格クロカンSUVらしい無骨さも含め、所有する満足度は高いと感じました。

ダークブラウンの本革シートには、しっかりとした上質感があります。シートやひじ掛けにあしらわれた白いステッチも、室内の質感を高めていると感じました。

後席と荷室も実用性は十分

後席は大人が座っても十分なスペースがあり、家族で使うクルマとしても現実的です。荷室も広く、旅行やアウトドア用品を積むには十分な容量があります。また、荷室にはAC100V電源など実用的な装備も用意されており、レジャー用途でも使いやすそうです。

ランドクルーザー250を実際に試乗した感想

発進時は意外と重さを感じた

走り出した瞬間、最初に感じたのは車体の重さでした。
普段ライズハイブリッドに乗っている影響もあると思いますが、最初の発進では一瞬「ローギアに入れたまま走り出したかな?」と思ったほどです。YouTubeなどの試乗動画では「パワフル」という評価をよく目にしていたので、発進直後の印象には少しギャップがありました。ただし、エンジンを回していくと徐々に力強さが出てくる印象で、最初から軽快に飛び出すというよりは、回転の上昇とともにパワーがついてくるタイプに感じました。

ディーゼル音は入ってくるが、想像より静か

ディーゼルらしいエンジン音は室内にもそれなりに入ってきます。ただ、「トラックのようにうるさい」という印象ではなく、思っていたより静粛性は保たれていると感じました。
もちろんランドクルーザー300のディーゼルと直接比較したわけではないので、そこは未知の領域です。
ただ、250単体で見れば、ディーゼルSUVとして不快に感じるほどの騒音ではなく、むしろエンジンの存在感を楽しめる範囲だと思いました。

最大の魅力は“乗った瞬間のワクワク感”

そして、ランドクルーザー250で一番印象に残ったのは、速さや静粛性ではありません。乗った瞬間のワクワク感です。高いアイポイントと広い視界は、運転席に座っただけで気持ちを高揚させてくれます。「このクルマでどこか遠くへ行ってみたい」そんな気持ちにさせてくれるのは、ランドクルーザー250ならではの魅力だと感じました。単純な移動手段としての性能だけでなく、運転する前から気分を上げてくれる存在感がある。これは実際に試乗してみて、改めて強く感じたポイントです。

乗り心地は意外と引き締まっている

ランドクルーザー300については、試乗動画などで「船のような乗り心地」「人によっては酔うかもしれない」といった評価を見かけることがあります。そのイメージもあって、250もかなりゆったりとした乗り味なのかと思っていました。しかし実際に乗ってみると、足回りは意外と適度に引き締められていて、不快なフワフワ感はありませんでした。もちろん乗用車とは違います。段差を越えたときなどには、車体が左右に振られるような揺れを感じる場面もあります。これがランドクルーザー特有の動きなのか、ラダーフレームSUVならではなのかは判断が難しいところですが、少なくとも、「乗り心地が悪い」と眉をひそめるほどの印象ではありませんでした。レクサスRXと比べれば、当然ラグジュアリーな乗り味ではありません。それでも、250には250なりのどっしりとした安心感があり、普段使いでも十分受け入れられる乗り心地だと感じました。

全長よりも全幅に気を遣う

ボディサイズについては、実際に走り出してみると全長の大きさは意外と気になりませんでした。高いアイポイントと広い視界のおかげで、車両感覚も想像していたよりつかみやすい印象です。一方で、気になったのはやはり全幅。細い道に入ると、対向車とのすれ違いや道路脇との距離にはかなり気を遣います。「大きなクルマに乗っている」という感覚が最も強くなるのは、この横幅かもしれません。ただ、高い着座位置から周囲を見渡せることで、数字から想像するほど運転しづらいわけではありませんでした。実際に試乗して感じたのは、「これならギリギリ日常使いできそう」というところです。決してコンパクトなクルマのように気軽ではありません。
それでも、ランドクルーザー250を普段の生活の中で使うことは、十分現実的だと感じました。

ランドクルーザー250に試乗して感じた良かった点

乗った瞬間にワクワクする
大きさの割に運転しやすい
乗り心地は意外と引き締まっている
ディーゼルでも静粛性は保たれている

ランドクルーザー250で気になった点

発進時には車重を感じる
細い道では全幅が気になる
ラグジュアリーさではRXに及ばない

RXとランドクルーザー250、どちらを選びたい?

現時点ではRXよりランドクルーザー250に惹かれている

後日RXへ試乗させていただく機会があり、実際にRXへ試乗すると、静粛性や乗り心地、ハンドリングの軽快さは非常に完成度が高く、まさに優等生と呼びたくなる仕上がりでした。一方で、250にはRXとは異なる強い個性があります。高いアイポイントや無骨なスタイリング、運転席に座った瞬間に広がる独特の世界観。快適性だけで比べればRXに魅力を感じる部分もありますが、現時点で私の気持ちをより強く動かしているのはランドクルーザー250です。
発進時の重さや全幅など、実際に試乗したからこそ見えてきた気になる点はありました。それでも、250に乗った瞬間のワクワク感は、それらを上回るほど強く印象に残っています。

まだ購入を決めたわけではありません。それでも、試乗を終えてクルマを降りたあとも気持ちが残り続けたのは、ランドクルーザー250の方でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ランドクルーザー250は、スペックや数字だけでは伝わらない魅力を持った一台でした。実際にステアリングを握ったことで、その世界観や個性を改めて感じることができたと思います。
この記事が、ランドクルーザー250を検討されている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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